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大問4 長文と設問(配点16点)

本文全訳

 健と私はクラスメートです。彼は私の家の近くに住んでおり、私たちは10年来の友達です。彼はテニスが得意です。
  ある日、私たちは体育の授業でテニスをしました。それは私が初めてテニスを試みる日でした。最初に、先生と健が私たちにボールの打ち方を見せてくれました。それから、私たちはラケットを持って練習を始めました。私は健と一緒に練習しました。彼はゆっくりと私にボールを打ってくれましたが、私はそのボールを返すことができませんでした。何度も挑戦してベストを尽くしましたが、彼にボールを返すのは私には難しかったです。
  体育の授業が終わったとき、私は健に「ごめんね。私がテニスをうまくできなかったから、今日は十分にテニスの練習ができなかったよね」と言いました。彼は「気にしないで。誰でも最初は初心者だから。その代わり、新しいことに挑戦するのを楽しんで!」と言いました。彼の言葉は私に再びテニスに挑戦する力を与えてくれました。
 次の体育の授業では、私は前向きになることを決めました。健や他のクラスメートに、なぜうまくボールを打てないのかを尋ね、一緒にいろいろな練習を試しました。ついに、授業の終わりには、私はボールを返すことができました。ボールは健に届き、彼はそれを私に打ち返し、私は再びそれを打ちました。それは私を興奮させました。
 翌朝、教室に着くと、健がとてもゆっくりとキーボードを弾いていました。「わあ、キーボードを練習しているの?」と私は言いました。彼は「うん。駅にあるピアノを知ってる?先月、そこでとても上手に弾いている男の子を見かけて、キーボードを練習しようと決めたんだ」と言いました。私は「キーボードを弾くのを習ったことがないから、難しいでしょ?」と言いました。健は「うん。あの男の子みたいに指を速く動かせないけど、新しいことに挑戦するのを楽しんでいるよ」と言いました。私は体育の授業での健の言葉を思い出しました。
 1か月後の体育の授業の後、私は健と話しました。「体育の授業でテニスをするのはとても楽しかったけど、それが終わってしまった。もっとテニスをしたいな」と私は言いました。彼は「そう思うなら、町のテニスチームに参加しようよ。おじいちゃんが毎週日曜日にそのチームでテニスをしているよ。メンバーはみんな君より年上だけど、みんな親切だよ」と言いました。「面白そう。チームに参加したい」と私は言いました。
 次の日曜日の朝、私はテニスチームの練習に参加するために公園に行きました。チームには中学生はいませんでした。しかし、テニスチームのメンバーは親切で前向きだったので、彼らと一緒にテニスを楽しむことができました。彼らがうまくボールを打てないときでも、悲しそうには見えませんでした。健のおじいちゃんは私に「次はきっとボールを返せると信じているよ。自分を信じているんだ」と言いました。
 練習の後、私は「新しいことを楽しむことと同じくらい、自分が何でもできると信じることも重要なんだ。新しいことを始めてうまくいかないときは、そのことを思い出そう」と考えました。

(1) 動詞・形容詞の変形

(1)は、動詞と形容詞の変形の問題です。
該当する文章の文法を見て、適切な形に直しましょう。

aは、文頭に「Then」があり、過去形か未来形の予想ができます。

bは、該当の英単語の後ろに「than」がきているので、比較級ということがわかります。

教科書に掲載されている不規則動詞などは一通り練習しておきましょう。

(1) 解答

a:held
b:older

(2) 英問英答

(2)は、英語で書かれた質問に英語で答える英作文問題です。

本文中の該当場所を探して、正確に回答しましょう。

(2) 解答例

①:For ten years.
②:Because they were friendly and positive.

(3) 空欄補充

(3)は、本文中の空欄に適切な文章を補う選択肢の問題です。
前後の文脈を読んで判断しましょう。

[ A ]は、本文7行目の該当する文章の前半を確認すると、「今日は十分にテニスの練習ができなかったよね」と謝った内容が書かれていて、「because」と続くので、その理由が該当します。

[ B ]は、本文9行目の段落から読み進めると、「健や他のクラスメートに、なぜうまくボールを打てないのかを尋ね、一緒にいろいろな練習を試しました。」と書いてあり、そして「Finally」と続いているため、ついにうまくボールを打つことができた、とう文章が続くことが読み取れます。

(3) 解答

(4) 和問和答

(4)は、日本語で書かれている質問に対して、日本語で回答する問題です。

本文16行目を参考に回答しましょう。

(4) 解答例

ピアノがとても上手な男の子を駅で見たできごと。

(5) 空欄補充

(5)は、(3)に続き、本文中の空欄に適切な文章を補う選択肢の問題です。
本文の前後の文脈で判断しましょう。

空欄の前の文章では、「体育の授業でテニスをするのはとても楽しかったけど、それが終わってしまった。」といった内容の文章が書かれています。

そして、空欄の後の文章では、健が町のテニスチームへの参加をお勧めしています。

これらのことから、空欄は、志保がテニスを続けたい、もっとやりたいとい内容った内容であったことが読み取れます。

(5) 解答

(6) 和問和答

(6)は、(4)に続き、日本語で書かれている質問に対して、日本語で回答する問題です。

本文最後の段落に書いてある志保の主張部分を参考に日本語でまとめましょう。

(6) 解答例

自分は、何でもできると信じることは、新しいことを楽しむことと同じくらい大切であること。

(7) 内容把握

(7)は、本文の内容と合うものを選ぶ選択問題です。

本文の内容と明らかに違う点が含まれる選択肢を削除して、消去法で考えましょう。

選択肢イは、志保が最初にテニスがうまくできなかった時、様々な練習をしようと先生が言ったのではなく、志保が健や他のクラスメイトに聞いたと書かれています。

選択肢ウは、本文中に健がキーボードが上手になったという文章はないため間違いです。

選択肢エは、本文とは全く関係のない文章です。

(7) 解答

大問4 総括

大問4は、例年通りの長文読解の問題でした。

全体的に読みやすく、問題も比較的分かりやすいものが多かった印象です。

しかしながら、志保の主張については、抽象的で分かりにくい部分も含まれていましたので、そこを合わせてしっかりと読解していきましょう。

偏差値の高い高校を目指すには、長文読解の問題でしっかりと点数を取ることは必須になります。

英語の基本的な文章構造を理解しながら、点数に繋げる練習をしておきましょう。

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