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大問五 作文の設問

出題された題材について

2024年度の国語の作文問題の題材は、「俳句」でした。
俳句の一部に適切と思われる季語を補い、俳句を考えた人の立場になって作文する問題です。

例年の出題形式のような、グラフや表が添付されていて、そのから読み取れることを記述する問題ではなかったこともあり、びっくりした受験生もいたのではないかと思います。

作文の書き方について

今回の作文は150~180字ということで文字数としてはそこまで多くありません。
したがって、自分の考えを簡潔にまとめる必要があります。

書き方としては、
主張(考え)

理由づけ(自己の体験を含む)

主張(結論)
というような構成になります。

問題文の条件に合わせることも大切ですので、抜けがないようにしましょう。

また、文体にも注意しましょう。敬体と常体が混合している場合、減点の対象になります。
誤字や脱字等にも気をつけてください。

そして、見逃しがちなのが話し言葉を書いてしまうことです。
普段から意識していないと不意に書いてしまうかもしれませんので、意識的に注意しておきましょう。

解答例

「山笑う」の季語が適切と考える。山の草木が一斉に新芽を吹いている様子は、新たらな友といった新学期を想像させる情景とも一致すると感じた。一方、「花曇り」は、桜の咲く頃の曇り空の意味があり桜は新学期を連想できるが、曇り空は暗いイメージがあると感じた。新たな友と笑いながら、希望を持って新学期を歩きたいという気持ちを表すことができると考えた。
(168文字)

配点:6点

総括

作文の書き方がわからないという人は、まず主張を書いて、それを補強する理由や根拠、体験を書き、最後に主張の言いかえを書くという流れを覚えておきましょう。

様々な作文の問題に触れることによって、経験値を積むと自ずと書けるようになっていきます。

苦手意識を持っているからといって取り組まないと6点という高得点を逃してしまいます。

少しのコツで満点を取ることは難しくないので、しっかり練習をして点数に繋げていきましょう。

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