大問二 本文と設問

解説と配点

問一 漢字の読み書き

問一は、漢字の読みを書く問題が1問、ひらがなを漢字に直す問題が1問でした。

ひらがなを漢字に直す問題として出題された漢字は、小学3年生で習うレベルです。
日々の漢字練習を大事にしましょう。

問一 解答

あ:すいはん
い:認(める)

配点 1点× 2問

問二 動詞の活用

問二は動詞の活用の問題で、問一に続いて知識問題です。

本文波線部の動詞について、
・「ア:過ごす」は五段活用
・「イ:持っ」五段活用
・「ウ:離れ」は下一段活用
・「オ:思う」は五段活用です。

それぞれの動詞を未然形(〜ない)に活用して、それぞれの活用の種類を判断しましょう。

問二 解答

配点 2点

問三 本文抜き出し

第三問は、本文中から適切な文章を抜き出して記述する読解問題です。
問題文に「本文を用いて〜」といった指定はありませんが、本文中の文章を使って回答する問題となります。

記述問題では、問題文にヒントが書かれています。
問題文をしっかりと読む習慣をつけましょう。

問題文では、
「ブフネラは、私たちの腸内にいる大腸菌と比べて、どのようになっていたことが分かったと述べているか。」
とあるので、ブフネラと大腸菌と比べている文章を探せばいいということになります。

本文には、
「ブフネラは私たちの腸内にいる大腸菌と近縁の細菌だが、大腸菌と比べると持っている遺伝子の数が約7分の1になっていた。」
とあります。

この文章を問題文の指示にある文字数以内で記載しましょう。

問三 解答例

遺伝子の数が約7分の1になっていたこと。

配点 2点

問四 空欄補充

第四問は、本文中の空欄に適切な言葉を補う選択問題です。
この問題では、適切な副詞を補う問題が出題されました。

空欄がある文章では、文末が「〜だろうか?」と続いていることに着目して判断します。

なお、他の選択肢の副詞では、
・「イ:もし」は「〜なら(ば)」
・「ウ:たぶん」は「〜だろう」
・「エ:決して」は「〜ない」
が文末にきます。

問四 解答

配点 2点

問五 本文読解の記述問題

問五は、50文字程度の文字数指定のある記述問題となります。
筆者の主張とその根拠となっている文章を読み取り、そこを参考にして記載しましょう。

問題文では、
「不完全でいびつな生き物は、どのようにすることで全体の存在を可能にしていると述べているか。」
とあるので、筆者が主張している内容を探せばいいということになります。

また、問題文では、
「ブフネラとアマキリを例に、ブフネラがアマキリに何を与え、アマキリから何をもらっているか分かるように、」
と回答するときの条件も書かれているので、筆者の主張の根拠となる文章を探すことも求められます。

上記の2つの条件に合う文章を本文から探して、それらを自然な形で繋いで、指定の文字数以内に収めて回答しましょう。

本文には、
「それ単独は生きていけない、 不完全でいびつな生き物で溢れている。」
「そして、それらがお互い補い合い、つながって全体の存在を可能にしている。」
とあります。

この文章から、筆者の主張を読み取ることができます。

また、本文には、
「ブフネラはそんなアマキリにアミノ酸を合成して与え、その代わりに過分にある糖をもらって生きている。」
とあります。

この文章が、筆者の主張の根拠となります。

問五 解答

ブフネラはアマキリにアミノ酸を与え、アマキリから糖をもらって、お互いに補い合い、つながって存在を可能にしていること。
(58文字)

配点 3点

問六 本文読解の選択問題

第六問は、内容一致の選択問題です。
最も適切なものを1つ選ぶ問題なので、消去法で考えましょう。

本文には、
「人間はアミノ酸のいくつかを自分で充分な量作ることができず、他の生物から摂取しなければ生きていけない。」
とあるります。
その文章から正確に回答を判断しましょう。

問六 解答例

配点 2点

大問二 総括

2025年度の説明文は、例年通りの出題形式が踏襲されており、過去問演習の重要性を再確認させる内容でした。

テーマは「生物の進化」、共生細菌ブフネラと人間の腸内にいる大腸菌を対比させ、そこから導き出される論理を展開しています。
こうした科学的なテーマでは、「対比構造(違いと共通点)」を正確に捉えることが攻略の鍵となります。

◉ 読解のポイント:筆者の主張を見逃さない

文章を読む際は、単に文字を追うのではなく、以下の2点に線(を引きながら読み進める練習をしましょう。

  • 筆者の主張(結論): 「~ではないだろうか」「~と考える」といった一文。
  • 主張の根拠(理由): 「なぜなら」「~という実験結果から」といった客観的事実。

◉ 出題傾向と記述問題への対策

漢字や動詞の活用、副詞の補充、本文からの抜き出しなど、出題形式は非常にオーソドックスでした。
基礎知識での失点を防ぐことが高得点への大前提です。

特筆すべきは、昨年度に引き続き問五で設定された「長文記述問題」です。
この問題では、解答に必要な「2つの要素」を本文から正確に抽出し、適切な言葉でつなぎ合わせる能力が試されました。

記述問題を攻略するには、日頃から「この段落の要点は何か?」を短くまとめる習慣をつけましょう。

学校の授業で先生が黒板に書く「板書のまとめ方」は、まさに要約の手本です。授業の内容を深く理解しようとする姿勢が、そのまま入試の記述対策へと直結します。

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