大問五 設問

対策と解答例

題材について

2025年度の国語の作文問題は、「電子書籍の利用についての調査結果」のグラフを見て、自分の意見を記述する問題でした。

例年の出題形式と同様、グラフが添付されていて、そのから読み取れることを記述する問題でした。

作文の構成

静岡県の公立高校入試国語の作文問題は、「150字〜180字」という制限があります。

文字数が多くないため、自分の考えをいかに簡潔に、論理的にまとめるかが鍵となります。
最もオーソドックスで、採点者に伝わりやすい構成は以下の「3文構成」です。

  1. 一文目】 添付されているグラフから「読み取れること」を記述
  2. 【二文目】 その読み取りから「分かること(分析)」を記述
  3. 【三文目】 それらを踏まえた「自分の意見」で締めくくる

この「型」に当てはめるだけで、論理の飛躍がなくなり、採点者に伝わる文章になります。

問五 解答例

グラフⅠでは約八割の人が電子書籍に肯定的だが、グラフⅡでは読みやすさにおいて紙と電子書籍がほぼ二分されている。このことから、電子書籍は普及しているものの、紙の本が持つ利点も根強く支持されていることが分かる。私は、利便性の高い電子書籍と、内容を理解しやすい紙の本を、状況に応じて適切に使い分けることが大切だと考える。(166文字)

配点 6点

大問五 作文の攻略法

2025年度の作文は、例年通り添付されているグラフを読み取って、それについての自分の考えを記載する問題でした。

作文の6点は、対策次第で確実に満点が狙える得点源です。
苦手意識を捨てて、今回紹介した「型」を繰り返し練習していきましょう。

◉ 「減点法」を知って満点を守る

高校入試の国語の作文問題は、減点法で採点されます。

減点法とは、簡単に言うと「満点から、ミスがあるたびに点数を引いていく」という採点方式のことです。

つまり、「素晴らしい内容を書こうとする」よりも「ミスをゼロにする」ほうが、満点に近づけます。
減点法採点される作文問題で満点を取るための最大のコツは、減点となる対象を知り、難しいことを書こうとしないことです。

◉Point! 作文で減点される項目

  • 表記ミス:漢字・送り仮名のミス。習っている漢字をひらがなで書くこと。
  • 文法の不一致:「です・ます」と「だ・である」の混在。
  • 話し言葉の使用:「でも(→しかし)」「全然(→全く)」「すごい(→非常に)」
  • ら抜き・い抜き:「来れる(→来られる)」「通してる(→通している)」
  • 二重表現:「必ず必要(→必要)」「まず最初に(→最初に)」
  • 一文が長い

◉ 「意見が思いつかない…」時の発想法

「グラフを見ても何を書けばいいか分からない」という人は、「データと自分」を比べてみましょう。

例えば、今回のグラフを見て「電子書籍を利用している人が半数以上いる」ことが分かったら、自分はどうだろう?と考えてみます。

  • 自分も使っている場合:「グラフの通り便利なので、今後は学習にも活用したい」
  • 自分は使っていない場合:「グラフでは半数以上だが、自分は紙の質感を大切にしたい。でも、環境のために電子書籍も試してみたい」

このように、客観的なデータに「自分の経験や意識」を少し加えるだけで、立派な「自分の意見」が完成します。

データを正確に読み取り、今の自分と比べて、減点対象の項目に気をつけて、自分の考えを記載しましょう。

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