こんにちは!
JR静岡駅徒歩3分の中学生専門教室の個別学習Roots.(ルーツ)です。
2026年度(令和8年度)の静岡県公立高校入試が実施されました。
これから受験生になる皆さんにとって、「最新の入試で何が出たのか」を知ることは、志望校合格への第一歩です。
「入試問題は難しい」と不安になっている学生さんもいるかと思いますが、実は「出題のパターン」には明確な傾向があります。
今回のコラムでは、実施されたばかりの2026年度の入試問題をどこよりも早く、分かりやすく解説します!
このような方は必見です!
- 新中学3年生(現中2): 入試本番に向けて、まずは「出題と対策」を知りたい。
- 効率よく勉強したい方: 闇雲に解くのではなく、出題されやすいポイントを絞って対策したい。
- 苦手意識がある方: 確実に点数を稼ぐためのコツを掴みたい。
また、個別学習Roots.では、個別の勉強相談を随時承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
Contents
大問4 長文と設問(配点16点)


本文全和訳
ケンは私の親友です。彼は小学生のときカナダに住んでいたので、英語を上手に話すことができます。
6月のある日、英語の授業で先生がこう言いました。「来月、アメリカから6人の生徒が私たちの学校にやってきます。彼らに日本の伝統行事を説明しましょう。今日は少し練習をします。」私は日本の文化に興味があったので、日本の行事を紹介することは簡単そうに思えました。グループに分かれ、生徒はそれぞれ日本の行事を1つ選び、自分のグループに向けて英語でプレゼンテーションを行いました。私は「初日の出」について話しました。その行事について言いたいことはたくさんありましたが、英語の単語がわかりませんでした。そのため、プレゼンテーションでは「多くの人が1月1日に日の出をⓐ(見ること)を楽しみます」としか言えませんでした。ケンは「七夕」について話しました。彼は「7月に、私たちは紙(短冊)に願いや夢を書きます。私が知っていることはそれがすべてです」と言いました。彼はあまり多くを話さなかったので、私は驚きました。
その授業の後、私はケンと話しました。彼は「日本の行事にいくつか参加したことはあるけれど、A[ それらについての十分な情報を持っていないんだ ]」と言いました。すると私は「実は、自分の英語力のせいで、知っていることのすべてを言うことができなかったんだ。自分が興味のある行事について、英語で話せたらいいのになあ」と言いました。それを聞いてケンは「一緒に勉強しようよ。僕が君を助けるよ。それに、僕も君からたくさんのことを学べると確信しているからね」と言いました。
週末、アメリカの生徒たちが到着する前に、私はケンの家に行きました。私たちは行事を1つ選び、それについて日本語で話しました。ケンは私に様々な質問をしました。例えば、「なぜその行事があるの?」や「それはいつ始まったの?」といった質問です。私は彼の質問に答えました。答えがわからないときは、コンピューターを使って情報を集めました。それから、その日本の行事を英語で説明する練習をしました。英語でそれについて話すのは私にとって大変でしたが、ケンが助けてくれました。彼は、私が知らない英単語の言い方を教えてくれました。私が「節分」について話していたとき、「『豆まき』って英語でなんて言うの?」と彼に尋ねました。彼は「豆を投げること」と答えました。彼は私の英語の直しもしてくれました。[ 彼と一緒に勉強することで ]、私はいくつかの日本の行事を英語で説明できるようになりました。
7月1日、アメリカからの生徒たちが私たちの学校にⓑ(来ました)。ケンと私は同じグループでした。アメリカ人の女の子がケンにある行事について尋ね、彼はそれをとても上手に説明しました。説明の後、ケンは「リクはたくさんのことを知っているよ。彼にも聞いてみて」と言いました。そして、彼女は私に「盆踊り」について尋ねました。私はその歴史について話しました。説明が終わった後、私は「週末に一緒に練習したトピックの1つだったから、その行事を上手に説明できたんだ」と思いました。
英語の授業の後、ケンは私に言いました。 「この経験を通じて、自分たちの文化について知ることの大切さがわかったよ。」 すると私はこう言いました。 「そうだね。それに、外国の人たちと話すためには、他の言語を学ぶことが必要なんだとわかったよ。私たちがこの経験を通じて学んだことは、とても重要なことだと思うんだ。」
(1) 動詞の変形

(1)は、動詞の変形の問題です。
該当する文章の文法を見て、適切な形に直しましょう。
Point!
aは、enjoyの後に来ている動詞なので、-ingに変形する必要があることが分かります。
bは、アメリカからの学生が来たことが書かれている文章なので、過去形になることが分かります。
教科書に掲載されている不規則動詞などは一通り練習しておきましょう。
(1) 解答
a:seeing
b:came
(2) 英問英答

(2)は、英語で書かれた質問に英語で答える英作文問題です。
本文中の該当場所を探して、正確に回答しましょう。
Ponit!
①は、本文1行目に、「When he was in elementary school, he lived in Canada, 」と書かれているので、その内容を答えます。
②は、質問文が「Why 〜」で始まっているので、回答では、理由を答えるときにつかう「because」を文頭に使います。
また、質問文の陸が驚いたことと七夕についての話題であることをヒントに、本文10〜11行目の文章に着目して答えます。
(2) 解答例
①:He lived in Canada.
②:Because didn’t speak a lot.
(3) 空欄補充

(3)は、本文中の空欄に適切な文章を補う選択肢の問題です。
前後の文脈を読んで判断しましょう。
Point!
[ A ]は、該当する文章の前半を確認すると、「日本の行事にいくつか参加したことはあるけれど、」の文章に対して、「but」と続くので、前文の逆接の文章が該当します。
[ B ]は、該当する文章の前半を確認すると、「英語で話せたらいいのになあ。」と書かれており、「自分が興味のある行事について」の選択肢が空欄に入ることが読み取れます。
(3) 解答
ウ
(4) 空欄補充

(4)は、(3)の類似問題で、本文中の空欄に適切な文章を補う選択肢の問題です。
同様に、前後の文脈を読んで判断しましょう。
Point!
空欄の前の文章に、「 I could explain some Japanese events in English」と書かれているので、「いくつかの日本の行事を英語で説明できるようになった」理由が続きます。
(4) 解答
ア
(5) 和問和答

(5)は、日本語で書かれている質問に対して、日本語で回答する問題です。
本文の内容を参考に、簡潔に回答しましょう。
Point!
本文16行目の文章に、
「After my explanation, I thought, “I could explain the event well because it was one of the topics that we practiced together on weekends.」と書かれているので、こちらの文章を日本語にして回答します。
問題文では、理由を聞いているので、本文中の「because」に注目して探すことで解答を見つけやすくなります。
(5) 解答例
週末に一緒に練習した話題のひとつだったから。
(6) 和問和答

(6)は、(5)に引き続き、日本語で書かれている質問に対して、日本語で回答する問題です。
本文最後の段落に書いてある拓の主張部分を参考に日本語でまとめましょう。
(6) 解答例
自分たちの文化について知ることの大切さと外国の人たちと話すためには他の言語を学ぶことが必要ということ。
(7) 内容把握の選択問題

(7)は、本文の内容と合うものを選ぶ選択問題です。
本文を参考に、消去法で考えましょう。
Point!時間を味方につける「消去法」と「時系列マーク」の技術
ここで確実に正解をもぎ取るための基本戦略は、「本文の内容と明らかに違う点(ウソ)が含まれる選択肢を削っていく消去法」です。
高校入試の長文は、基本的にストーリーが時系列順(時間の流れ通り)に展開していきます。
そのため、各段落の冒頭に書かれている「時間や日時を表すキーワード」にあらかじめ印(マルやアンダーライン)をつけておくと、選択肢の検証がぐっと楽になります。
選択肢を読んだとき、「これは特訓中のことだな」と思ったら On weekends の段落(第4段落)へ、「本番の出来事だな」と思ったら On July first の段落(第5段落)へと、ピンポイントで目線を戻すことができます。
本文を最初から最後まで何度も読み直す「無駄な往復」をなくすことこそが、見直しの時間を生み出し、英語全体の高得点へと繋がっていきます。
選択肢アは、本文6行目に、「 In groups, each student chose one Japanese event and made a presentation in English to their group.」とあるので、「a topic that their teacher chose in the English class.」が間違いであることが読み取れます。
選択肢イは、本文16行目に、
「On weekends, before the American students arrived, I went to Ken’s house.」とあるので、「Riku and Ken joined many events together」が間違いであることが読み取れます。
選択肢ウは、「he didn’t learn anything from Riku.」とは本文では一度も記載がない内容なので間違いです。
(7) 解答
エ
大問4 総括:時系列に沿って物語の構造を見抜く

2026年度の大問4は、例年通り「ストーリー性のある長文読解」が出題されました。
内容は「アメリカからの留学生に、リクとケンが協力して日本文化をプレゼンテーションする」というもの、中学校の授業やイベントでも馴染み深いテーマだったため、状況をイメージしやすく、スラスラと読み進められた受験生も多かったのではないでしょうか。
全体的な設問の難易度も、例年通り出題でした。
トップ校や上位高校を目指す受験生にとって、この大問4は「いかにスピードを落とさずに満点をむしり取るか」の勝負になります。
以下の3つのポイントを押さえて、しっかりと得点に繋げましょう。
1. 「時系列キーワード」で段落の要点を整理する
長文読解問題の本文は、” One day in June “(6月のある日)や” On weekends ”(週末の特訓)、” On July first “(7月1日の本番当日)と、時間が順番に流れる構造をしていました。
英語の長文を読むときは、こうした「時日時を表す言葉」に必ず印をつけながら読み進める習慣をつけましょう。
これだけで、ダラダラと文字を追うのではなく、「今、物語のどこが進行しているのか」という段落ごとの要点を瞬時に整理できるようになります。
2. 内容一致問題は消去法に徹する
最後に出題される内容一致問題(7)では、なんとなく選択肢を眺めて「これっぽいな」で選ぶのは絶対にNGです。
基本戦略は、「本文の記述と明らかに違う箇所(ウソ)を削っていく消去法」です。
このとき、先ほどの「時系列キーワード」に印がついていれば、「週末の特訓の話だから、あの段落に戻れば根拠が見つかるな」と、本文を無駄に往復することなく一発で正確な答え(根拠の文)にたどり着くことができます。
3. 次年度への対策アドバイス:語彙力を武器に制限時間と戦う
長文読解の力をつけるには、単語や表現といった「語彙力(インプット)」を磨くことはもちろん大前提です。
しかし、それ以上に重要なのは、過去問や模試の長文を「時間を測って繰り返し解きまくる(アウトプット)」という実践練習です。
入試本番という緊張感の中で、時間内に内容を整理し、正確に設問を処理するスタミナは、一朝一夕には身につきません。
日頃の勉強から「1問◯分で解く!」と制限時間を意識し、段落ごとに内容を要約しながら読む練習を積み重ねていきましょう。
個別学習Roots.について

個別学習Roots.は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にある、個別指導&個別学習教室です。
全ての生徒さんと毎週お話しをしながら、学習計画を作成して、継続的な学習ができる習慣作りをサポートしております。
テスト対策や受験対策のご相談も承っています。
もし、「今の自分を変えたい」、「もっと勉強に取り組みたい」とお考えならば、ぜひ一度体験授業にお越しください。
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