こんにちは!
JR静岡駅徒歩3分の中学生専門教室の個別学習Roots.(ルーツ)です。
今回のコラムでは、11月末に行われる中学3年生が受ける「第2回静岡県学力調査テスト」について、過去問から分析した出題傾向とその対策を英語に絞って詳しく解説します。
このような方は必見です!
- 学力調査テストに向けてどのような勉強をしたらいいか分からない…
- 第1回の学調よりいい点を取りたい…
- 大規模テストに向けた勉強法を知りたい…
静岡県学力調査テストに向けた勉強で悩んでいる中学生はぜひ参考にしてください。
個別学習Roots.では、個別の勉強相談を随時承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
第2回静岡県学力調査テストについて

静岡県学力調査テストは、静岡県のすべての公立中学校で実施される学力調査テストです。
中学1・2年生は毎年1月、中学3年生は9月と11月に行われます。
中学3年生の静岡県学力調査テストは、
高校受験へ模擬試験という役割が強く、
学力調査テストの結果は進路決定の大きな要因
となります。
すでに後期の成績が決まってしまったからといって勉強しない、
ということは絶対にしてはいけません。
静岡県学力調査テストには、出題傾向があるので、それに沿った対策勉強をしましょう。
テスト実施日とテスト範囲
第2回学力調査テスト実施日:2025年11月27日(金)
第2回学力調査テストの範囲
- 「1年」 「2年」の学習内容
- 「3年」
東京書籍 NEW HORIZON p.75 まで
開隆堂 SUNSHINE p.88 まで
光村図書 Here We Go! p.69 まで
※但し間接疑問文および現在分詞・過去分詞の後置修飾を除く。
※放送による聞き取り問題を含む。
英語のテスト構成と配点

中学3年生第2回静岡県学力調査テストの英語は、以下の大問1から大問7で構成されます。
第2回学力調査テストの構成
大問1 〜 3:リスニング
大問4:対話文読解
大問5:長文読解
大問6:自由英作文
大問7:条件英作文
大問1~3:リスニング
大問1から3は、リスニング問題です。
- 大問1: 英語を聞いて、4枚のイラストから適切なものを選ぶ問題。
- 大問2: 聞いた英語の内容が日本語でまとめられており、その文章の穴埋めをする問題。
- 大問3: 英語のスピーチを聞き、その後の英語の質問に対して記号や英語で記述する問題。
リスニング対策の基本
リスニングは、放送が始まる前に予め問題を見ておくことが非常に重要です。
- イラストの違い、英語本文がまとめられた文章、選択肢や質問の内容などを見て、「どの情報を聞き取ればいいのか」を事前に確認しておきましょう。
- 全ての英会話を完璧に聞き取ろうとするのではなく、要所を押さえて、そこを聞き逃さないような練習をしておくことが対策の基本です。
近年の傾向として、英語が1回しか流れない問題も予想されます。
1回の英語で聞き逃さないためにも、予め出題内容に目を通して、ある程度英語の内容を予想しておく練習をしておきましょう。
大問4:対話文読解
大問4は、対話文の読解問題です。
頻出な出題パターンは以下の通りです。
- 本文の空欄に適する英語表現を補充する選択問題
- 本文の内容把握と和訳問題
- 本文の内容一致の選択肢の問題
対話文読解のコツ
対話文を読む際は、対話の流れを意識することが重要です。
登場人物がどのような反応をしているかや興味のあることなどに注意しながら、文脈を意識して読み進めましょう。
大問5:長文読解
大問5は、長文読解です。
頻出な出題パターンは以下の通りです。
- 語形変化や並べ替えの問題
- 本文の内容を把握して、理由を問う問題
- 英語で書かれている質問に本文の内容に沿う英文で答える問題
- 本文の内容一致の選択肢の問題
長文読解のコツ
中学生の長文読解は、文章内容自体は比較的易しく、日本語にすると小学生の国語のレベルの文章が英語で書かれていることが多いです。
登場人物の心情変化や筆者の考えなどを問う問題はなく、本文の中から答えを探して、正確な日本語や英語で回答することで正解できます。
したがって、正確に読むことができれば、得点しやすい問題と言えます。
長文読解の注意点!
近年、長文読解の文章全体の語数は増加傾向です。
長い簡単な文章を正確に読み進める練習を重ねておきましょう。
英語のPOINT!〜読解に全力を〜
学力調査テストの英語の出題は、リスニング、読解、英作文の3つに大きく分類されます。
この中で、テスト全体の配点の約半分を占め、最も配点が高いのが読解です。
つまり、読解こそ学調対策の最優先事項です。
単なる英文法の学習よりも、長文読解対策として、英文和訳の練習(速く、正確に日本語にする練習)を徹底的に行いましょう。
大問6:自由英作文
大問6は、対話の穴埋めをする形で出題される自由英作文です。
対話の流れに沿った英文を考えましょう。
学校の教科書に出てくる英文法や英単語を使えば回答できるものが中心です。
自由英作文のコツ
英作文の問題では、難しい文法や英単語を使ったからといって加点されるわけではありません。
自分の知識の中で、できるだけ簡単な英単語と英文法を使って、正確に記載することがコツです。
重要なことは、話の流れに沿って、正確に書くことができているかどうかです。
過去問を使って演習しておきましょう。
大問7:条件英作文
大問7は、イラストやグラフなどの資料が添付されており、その内容についての意見を英語で書く形式で出題される英作文です。
条件の厳守が必須の問題となります。
- 英文は6語以上の英語で書くこと
- 同じ動詞を2回以上使わないこと
といった条件が問題文に書かれています。
これに沿って英文を作成することを徹底しましょう。
条件英作文のコツ
自由英作文と同様に、難しい単語や長い文章を書く必要はなく、問題文の指示に沿って正確な英語で回答することが重要です。
英単語と英文法の両方の知識が問われるため、どのようなときにどの文法を使うのかを把握して、正確な英文を書く練習をしておきましょう。
答しましょう。
英単語と英文法の両方の知識が問われるので、どのようなときにどの文法を使うのかを把握して、正確な英文を書く練習をしておきましょう。
配点
第2回の静岡県学力調査テストの配点の予想は下記の通りです。
あくまで目安ですが、どの問題で何点を取るか、といったテスト対策に活かして頂けたらと思います。
第2回学力調査テストの配点予想
大問1 リスニング1:1点 × 3 ~ 4問
大問2 リスニング2:1点 × 4問
大問3 リスニング3:1点 × 1 ~ 2問、2点 × 1 ~ 2問
大問4 対話文読解:6 ~ 8点
大問5 長文読解:15 ~ 20点
大問6 条件英作文:2点 × 4問
大問7 自由英作文:2点 × 2 ~ 3問
学調対策の勉強について

学力調査テスト対策学習について、やるべき具体的な勉強を紹介します。
10月の過ごし方が重要
まず注意すべきことは、学力調査テストの実施日です。
学力調査テストは11月末に実施されますが、多くの静岡県の中学校は11月中旬に後期中間テストも開催されます。
後期中間テストは、後期の内申点が決まる受験生にとって非常に重要なテストです。
つまり、11月は、
重要なテストが2つ実施される忙しい月
になるということです。
したがって、学力調査テストと後期中間テストの2つのテスト対策を計画的に並行して進めていく必要があります。
学力調査テスト対策は、遅くとも10月中旬には開始しましょう。
後期中間テストについても、テスト期間に効率的な学習をするために、学校の授業復習は常に行っておきましょう。
市販の対策テキストを使った勉強
静岡県学力調査テストは、市販の対策テキストや模擬試験が書店やオンラインショップで販売されています。
この学調対策問題集は、過去の学調の5教科の出題傾向を分析して、短期間で効率よく対策できるように構成されています。
対策学習の導入は、この問題集を使った基本知識や学習内容の確認を行いましょう。
学調対策の基本部分になるので、この問題集にでる問題は完璧にできるようにすることを意識して取り組みましょう。
過去問を使った演習
大規模テストの対策では、過去問を使った演習は基本になります。
学調対策問題集で基本的な知識を補ったら、過去問を解きまくりましょう。
理想は、過去5年分の過去問演習です。
過去問を行うことで、以下のようなメリットが得られます。
過去問演習のメリット
- 学調本番と同じ形式の問題で練習することができる
- 出題パターンを体感できる
- 時間配分について検討できる
- 入試問題と同じプロセスを踏むことで受験対策にも繋がる
過去問で出題された問題で、間違えてしまったものや解き方がわからなかったものは、必ず原因を見つけて、対策しておきましょう。
全く同じ問題が出題されないからと言って、間違えた問題をそのままにするのは言語道断です。
大規模テスト対策は、過去問演習と過去問演習で間違えた問題の補習の繰り返しが基本になります。
また、学調の過去問を解くことで、学校の先生が作っている問題への慣れから脱却できます。
加えて、昨年と出題パターンが大きく変更されることは稀なので、問題のパターンを把握して、時間配分の練習をすることができます。
学校によっては過去問を配ってたり、塾に通っている人は、その塾が過去問を持っていたりします。
過去問を持っていない人は、周りの人に相談して、できるだけ集めるようにしましょう。
模擬試験を受験する
静岡県では、学力調査テスト対策の模擬試験が各地で実施されています。
こちらに参加して、本番形式のテストを経験しておくことも重要です。
緊張感を持ったテストでは、自分の実力が顕著に反映さ入れます。
できると思っていた問題でミスをしたり、対策学習が不十分な問題などご自身の勉強の進捗度合いをより正確に把握することができます。
模擬試験の結果を参考に、勉強方針を修正しながら、効率的な学習に繋げていきましょう。
当教室では、10月と11月に第2回学力調査テスト対策の模擬試験を2回開催します。
もしよければ参加してみてください。
どんな生徒が通っているの?

個別学習Roots.では、上記の学力調査テスト対策を実践して結果に繋げています。
◉ 中学3年生 女の子
静岡東高校を志望している生徒さん、5教科合計200点を目標に対策テキストや過去問、模擬試験の結果に沿った学習を実践しました。
学調本番では緊張したとのことでしたが、しっかりと勉強してきたことを結果に繋げることができて、5教科合計202点を取ることができました。
そして、志望校に見事合格することができました!

◉ 中学3年生 女の子
英語の基礎力があるが、大規模テストで中々結果が出なかった生徒さんでした。
学力調査テスト対策として、読解と英作文を中心に練習、模擬試験を経て、第1回学調から11点UPの45点(50点満点)という結果を残しました!

個別学習Roots.について

個別学習Roots.は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にある、個別指導&個別学習教室です。
全ての生徒さんと毎週お話しをしながら、学習計画を作成して、継続的な学習ができる習慣作りをサポートしております。
テスト対策や受験対策のご相談も承っています。
もし、「今の自分を変えたい」「もっと勉強に取り組みたい」とお考えならば、ぜひ一度体験授業にお越しください。
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