こんにちは!
JR静岡駅徒歩3分の中学生専門教室の個別学習Roots.(ルーツ)です。
今回のコラムでは、2026年度の静岡県公立高等学校入学者選抜試験に向けて、過去問分析から見えた「国語の出題傾向と対策」を詳しく解説します。
「受験勉強、何から始めたらいいの?」と悩む静岡県内の受験生は必見です。
この記事をヒントに、合格への戦略を立てましょう!
こんな方はぜひご一読ください!
- 静岡県内の公立高校を目指している中学3年生!
- 高校入試の具体的な出題パターンを知りたい!
- 効率的な入試の対策方法が知りたい!
また、個別学習Roots.では、個別の勉強相談を随時承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。

Contents
国語のテスト構成と配点

静岡県の公立高校入試(国語)は、テスト時間50分、配点50点満点で、以下の大問五の構成となっています。
国語の入試問題の構成
- 大問一:文学的文章の読解(14点程度)
- 大問二:説明的文章の読解(14点程度)
- 大問三:原稿の推敲(9点)
- 大問四:古文の読解(7点)
- 大問五:課題作文(6点)
入試本番では、「どの問題で確実に点を取るか」という戦略と、「どの問題に何分かけるか」という時間配分が合否を分けます。
しっかりと過去問を使って、そこまで対策を行いましょう。

大問一 文学的文章の読解

大問一は、文学的文章(小説)の読解です。
文学的文章の読解に出題される文章は、比較的に読みやすい文章が選出されることが多いです。
2025年度の公立高校入試問題の大問一の解説を他の記事で行っておりますので、そちらも合わせてご参考ください。
大問一の出題パターン
大問一の頻出問題は、下記の通りです。
大問一の出題パターン
- 漢字の読み書き
- 漢字・熟語の構成
- 脱文・脱語の補充
- 本文一文を抜き出して最初の5文字を答える問題
- 本文の表現についての問題
- 心情理解の選択問題
- 心情理解の本文抜き出し問題
- 心情理解の記述問題(40〜60字程度)
漢字や熟語の構成などで4〜5点、文章の表現や空欄補充などの問題が2点、本文読解の問題が7点ほど出題されます。
また、2024年度以降は「本文一文を抜き出して最初の5文字を答える問題」が出題されない傾向にあります。
文学的文章の読解の対策について
◉ 登場人物の心情変化を読み取る
文学的文章の読解では、主人公や登場人物の心情を読み取る問題が中心となります。
そのためには、やみくもに読み進めるのではなく、まずは「物語全体の流れ」を把握する練習を積みましょう。
実は、入試で採用される小説には、共通した「黄金パターン」が存在します。
【読解のPoint!】物語の構造をパターンで捉えよう
小説文のパターンを把握して、文章全体を把握しよう!
- 【発端】 主人公が悩みやネガティブな感情を抱いている。
- 【転機】 何かしらの出来事や、他者との出会いが起きる。
- 【変容】 その出来事をきっかけに、主人公が少し成長したり前向きになったりする。
入試問題は、この「きっかけとなる出来事」や、「その出来事の前後で主人公や登場人物の心情がどう変化したか」という部分からピンポイントで出題されます。
この三部構成のフレームワークを意識して過去問演習を行うと、正解の根拠が見つけやすくなります。
◉ 知識問題への対策
漢字については、読みは中学校、書きは小学校で習うレベルの知識が問われます。
高得点を安定して取る生徒に共通しているのは、こうした知識問題での失点がないことです。
学校の漢字テストや宿題を「ただの作業」にせず、確実に得点源にするという意識が重要です。

大問二:説明的文章の読解

大問二は、説明的文章の読解の問題が出題されます。
説明的文章の読解では、論理的な文章の読解力が問われます。
小説文読解と同様、中学生にとって比較的親しみやすいテーマが選ばれる傾向にありますが、その分「正確な読解」で差がつきます。
筆者の主張やその根拠について理解しながら読み進める練習が必須となります。
2025年度の公立高校入試問題の大問二の解説を他の記事で行っておりますので、そちらも合わせてご参考ください。
大問二の出題パターン
説明的文章の読解の出題パターンは下記の通りです。
大問二の出題パターン
- 漢字の読み書き
- 品詞・動詞の活用
- 接続詞の補充
- 本文抜き出し
- 内容理解の選択問題
- 内容理解の記述問題(40〜50字程度)
漢字の問題が2〜3点、動詞の活用や品詞の問題が2点、接続詞などの空欄補充の選択問題が2点、本文読解の問題が7点ほど出題されます。
説明的文章の読解の対策について
◉ 王道の構造を見極める
説明的文章の読解では、筆者の意見とその根拠についての問題が中心となります。
筆者の主張を正確に読み取るためには、文章の対比構造を把握する練習が必要です。
【読解のPoint!】対比構造を意識しよう
説明文のパターンを把握して、文章全体を把握しよう!
- 【対比】2つの事柄や例が挙げられてそれらを比べている。
- 【発見】2つを比べた結果、判明したことが記載されている。
- 【主張】その発見を根拠に、筆者が伝えたいことが結論付けられている。
この「比較 → 発見 → 意見」という骨組みを意識して、本文に印をつけながら読む練習をしましょう。
文章の「どこに答えが隠されているか」が驚くほどクリアに見えてくるはずです。
◉ 知識問題は「努力が報われる」場所
品詞の識別や動詞の活用、接続詞の補充は、センスではなく「練習量」がそのまま点数に直結します。
読解問題で迷った時の「お守り」となる得点源なので、学校のワークや過去問を繰り返し解いて、パターンを体に叩き込んでおきましょう。

大問三:原稿の推敲

大問三では、スピーチや発表原稿をブラッシュアップする原稿の推敲の問題が出題されました。
この形式で最も重要なのは、聞き手に内容がしっかりと伝わる内容にするという視点を持つことです。
2025年度の公立高校入試問題の大問三の解説を他の記事で行っておりますので、そちらも合わせてご参考ください。
大問三の出題パターン
原稿の推敲の出題パターンは下記の通りです。
大問三の出題パターン
- 発表するときの注意点や工夫
- 敬語や受け身の表現に直す問題
- 助詞の修正
- 本文の並べ替え
- 本文添削
- 本文補充
- 本文の説明文の補充
敬語に直す問題が1点、発表の工夫に関する問題が2点、助詞の修正が2点、本文の説明補充などの問題が4点ほど出題されます。
原稿の推敲の対策について
原稿の推敲では、発表や作文の工夫、常体を敬語に直す問題、本文の内容添削や不足している情報を追加する本文補充の問題が出題の中心となります。
したがって、こちらの問題では、実際に自分自身が発表する立場になり、「この原稿通りに読めば発表が成功するのか」といった視点を持つことが求められます。
もし自分が発表を担当するとなったら、できる限りの準備をして、失敗する可能性を減らそうとしますよね。
【推敲のPoint!】相手に伝わるかどうかを意識しよう
自分が発表する立場になって考えよう!
- 本当に発表本番でその原稿通りに読めば大丈夫なのか
- 聞いている人に本当に伝わるのか
- 不足している情報はないか
- 間違った表現や言葉使いがないか
この問題では、上記のような意識を持つことが大事です。
文脈や発表する際の注意点など日々の学校の生活の中で学べることも多いので、それをしっかりとテストで活かしましょう。
◉ 文脈把握と正確な知識の両立
昨年度は、文脈を正しくつなぐ「文の並べ替え」が4年ぶりに出題されました。
提示された文章や資料を読み取り、適切な情報を補う問題など、全体の流れを把握する力が求められています。
また、単なる内容理解だけでなく、適切な敬語や語彙、慣用句の選択など、実用的な言語知識も欠かせない要素となっています。
◉ 情報を整理して簡潔にまとめる力
特に問五では、添付されている情報の中から「必要なもの」と「不要なもの」を仕分け、簡潔にまとめる能力が試されました。
こうした問題は、落ち着いて取り組めば確実に得点できるため、合格を目指す受験生にとっては「全問正解して得点源にしたい」単元と言えます。
必ず過去問を使った演習を実施して、出題形式に慣れておきましょう。

大問四:古文読解

大問四では、古文読解の問題が出題されます。
古文の読解は、古文独特の文章を読解していく問題になります。
本文に添付されている現代語訳を活用して内容を理解していく問題となっています。
2025年度の公立高校入試問題の大問四の解説を他の記事で行っておりますので、そちらも合わせてご参考ください。
大問四の出題パターン
古文読解の出題パターンは下記の通りです。
大問四の出題パターン
- 歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題
- 主語の把握
- 本文読解の選択問題
- 本文読解の記述問題
歴史的仮名遣いを現代仮名遣いに直す問題が1点、主語に関する問題が2点、本文読解が4点ほど出題されます。
古文の読解では、出題パターンが固定化されており、ここ数年は毎年同じような問題が出題されいています。
古文読解の対策について
2025年度の古文は、歴史的仮名遣いの書き直し、主語の特定、そして内容読解が2問と、例年通りの問題構成が完全に踏襲されました。
過去問を徹底して解き込んできた受験生にとっては、迷いなく取り組める予定通りの内容だったと言えます。
実は、古文は点を確保しやすい単元であり、高得点で安定させることが最重要となります。
◉ 失点の許されない戦い
中学校レベルの古文は出題パターンが限られており、慣れてしまえば確実に得点源にできる単元です。
しかし、裏を返せば「誰もが正解してくる問題」でもあります。
同じ志望校を目指すライバルと差をつけるのが難しい一方で、「ここで1問でも落とすと、一気に不利になる」という非常にシビアな側面を持っています。
「確実に満点を取りきる」という強い意識を持って、過去問を使った対策勉強に取り組みましょう。
◉ スピード感を持った問題演習を
本番では読解や記述に時間を割くため、古文はいかにスピード感を持って処理できるかが勝負です。
他の問題に時間を割くためにも、入試対策では時間を意識して、何分以内に解くかを予め決めておきましょう。
過去問や模擬試験をフル活用し、古文特有の語感と出題リズムに慣れておくことが、本番での焦りを自信に変えてくれるはずです。

大問五:作文

大問五は、課題作文です。
添付されているグラフや表、ポスターや俳句などの資料から情報を読み取り、それについての自分の意見を記載する問題が出されます。
2025年度の公立高校入試問題の大問五の解説を他の記事で行っておりますので、そちらも合わせてご参考ください。
大問五の出題パターン
課題作文の出題パターンは下記の通りです。
大問五の出題パターン
- グラフや表から読み取れることや自分の考えについての作文
- 新聞記事や偉人の言葉を読んでそれに対する自分の意見を書く作文
- 2つポスターや俳句などから1つを選びそれを選んだ理由についての作文
作文の問題は、6点の配点があります。
作文の対策について
2025年度の作文は、例年通り添付されているグラフを読み取って、それについての自分の考えを記載する問題でした。
作文の6点は、対策次第で確実に満点が狙える得点源です。
苦手意識を捨てて、今回紹介した「型」を繰り返し練習していきましょう。
◉ 採点法を知って満点を守る
高校入試の国語の作文問題は、減点法で採点されます。
減点法とは、簡単に言うと「満点から、ミスがあるたびに点数を引いていく」という採点方式のことです。
つまり、「素晴らしい内容を書こうとする」よりも「ミスをゼロにする」ほうが、満点に近づけます。
減点法採点される作文問題で満点を取るための最大のコツは、減点となる対象を知り、難しいことを書こうとしないことです。
◉Point! 作文で減点される項目
- 表記ミス:漢字・送り仮名のミス。習っている漢字をひらがなで書くこと。
- 文法の不一致:「です・ます」と「だ・である」の混在。
- 話し言葉の使用:「でも(→しかし)」「全然(→全く)」「すごい(→非常に)」
- ら抜き・い抜き:「来れる(→来られる)」「通してる(→通している)」
- 二重表現:「必ず必要(→必要)」「まず最初に(→最初に)」
- 一文が長い
◉ 「意見が思いつかない…」時の発想法
「グラフを見ても何を書けばいいか分からない」という人は、「データと自分」を比べてみましょう。
例えば、2025年度の問題において、グラフから「電子書籍を利用している人が半数以上いる」ことが分かったら、自分はどうだろう?と考えてみます。
- 自分も使っている場合:「グラフの通り便利なので、今後は学習にも活用したい」
- 自分は使っていない場合:「グラフでは半数以上だが、自分は紙の質感を大切にしたい。でも、環境のために電子書籍も試してみたい」
このように、客観的なデータに「自分の経験や意識」を少し加えるだけで、立派な「自分の意見」が完成します。
データを正確に読み取り、今の自分と比べて、減点対象の項目に気をつけて、自分の考えを記載しましょう。

総括:2026年度合格を目指す皆さんへ

岡県公立高校入試の国語は、今年も例年通り「文学的文章の読解」、「説明的文章の読解」、「発表原稿の推敲」、「古文読解」、「作文」という構成が予想されます。
大きな形式変更はないと予想されます。
大切なのは、過去問演習を通じて出題者の意図を肌で感じることです。
国語の入試問題で問われる力は、突き詰めれば次の2点に集約されます。
国語の試験で問われている力
- 他者の視点に立つ力:登場人物の心情や筆者の主張を主観を入れずに正しく理解できるか。
- 表現する力:読み取った内容を、状況に合わせて自分の言葉で的確にアウトプットできるか。
これらの能力は、皆さんのこれからの人生において、非常に活躍する機会が多い重要なものとなります。
受験対策の勉強を頑張って、自己成長に繋げていきましょう。
合格へのマインドセット
各単元を攻略するためには、常に他人を意識した視点が必要です。
国語の試験で問われている力
- 文学的文章:登場人物の心情変化を客観的に捉える。
- 説明的文章:筆者の論理の道筋を冷静に辿る。
- 原稿の推敲:聞き手にとっての分かりやすさを最優先する。
近年、記述問題の配点や重要性はますます高まっています。
単に文章を読む力だけで終わらせず、資料やデータ、文章から読み取ったことを自分の言葉で要約する練習を日々の学習に取り入れてください。
過去問を信じて、今までの自分の勉強を信じて、地道な積み重ねこそが、本番であなたを支える最大の武器になります。
このコラムで学んだ戦略を、ぜひ今日からの演習で実践してみてください。

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