こんにちは!
JR静岡駅徒歩3分の中学生専門教室の個別学習Roots.(ルーツ)です。
「せっかく練習して解き方がわかっていたのに、計算ミスで点数を落としてしまった…」
皆さんは、そのような経験はありませんか?
中学数学で多くの生徒がぶつかる壁、それが計算問題でのケアレスミスです。
解き方を理解しているのに、なぜか点数に結びつかない…
そのもどかしい気持ち、よくわかります。
実は、ケアレスミスは、ちょっとした工夫と練習で確実に減らすことができます。
このコラムでは、
- ケアレスミスが発生する原因の具体例
- ケアレスミスを減らす勉強法
- 個別学習Roots.で実際に行っている指導
について解説します。
このような方は必見です!
- 数学の計算でケアレスミスをよくしてしまう…
- 中学数学に苦手意識がある
- 数学の点数を伸ばしたい!
また、個別学習Roots.では、個別の勉強相談を随時承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
ケアレスミスが発生する理由

なぜ、わかっているはずの計算でミスが起きてしまうのでしょうか?
ここでは、
- 中学生が数学の計算問題でケアレスミスをしてしまう主な原因
をいくつかを紹介します。
これらの原因を理解することが、ケアレスミスを減らすための第一歩です。
原因①:焦って解く
時間制限があるテストや、早く問題を解き終えたいという気持ちから、つい焦ってしまい、計算が雑になることがあります。
特に、簡単な計算ほど「すぐにできる」と思って確認を怠りがちです。
原因②:解く練習が不足している
数学の計算問題では、解法のパターン練習が重要です。
ある特定の計算パターンや、複数の計算が組み合わさった問題に対して、十分な練習ができていないと、いざという時にスムーズに手が動かず、ミスにつながることがあります。
原因③:無駄な途中式を書くor途中式を全く書かない
途中式を丁寧に書くことは重要です。
しかしながら、逆に必要以上に細かく書きすぎてしまったり、逆に暗算で済ませようとして途中式を全く書かなかったりすることも、ミスの原因になります。
ごちゃごちゃした途中式は見間違いにつながりやすく、途中式がないとどこで間違えたのか確認できません。
原因④:字が乱雑
自分で書いた数字や記号が読みにくく、見間違えてしまうこともケアレスミスの典型的な原因です。
例えば…
- 6と0
- 1と7
似たような形になりやすい数字には注意が必要です。
ケアレスミスを減らすには?

ケアレスミスを減らすためには、
- 最初に自分がどのようなミスをしやすいのか
を知ることが非常に重要です。
闇雲に問題を解くだけでは、なかなか成果は上がりません。
具体的なステップとしては、以下の方法を実践してみてください。
ステップ1:まずは解き方を理解する
まずは、教科書や学校の授業で習った通りに計算問題のパターン演習に取り組みましょう。
計算方法を知らないままケアレスミス対策を実施しても効果はないどころか、反対に正解率を下げてしまうことに繋がりかねません。
焦らず、丁寧に解くことを心がけてください。
ステップ2:ケアレスミスをパターンごとに集計する
計算問題の解き方を理解したら、学校のワークなどでテストに向けて計算練習を行うかと思います。
その練習の過程で、間違えた問題があればその原因を特定します。
そして、その間違えた原因がケアレスミスの場合、
その原因を以下のパターンに沿って分類して集計しましょう。
自分がやってしまいがちなミスの傾向を知ることで、効果的な対策を立てることができます。
ケアレスミスの分類
- 符号ミス:プラスとマイナスを間違えた
- 移項ミス:方程式で移項する際に符号を変え忘れた
- 計算ミス:足し算・引き算・掛け算・割り算の単純な計算間違い
- 分数の約分ミス:約分し忘れた・間違った数字で約分した
- 式の書き間違い:問題文をノートに写し間違えた
- 暗算ミス:暗算した部分で間違えた
- 単位の書き忘れ:答えに単位をつけ忘れた
- 字の乱雑による見間違い:自分で書いた数字や記号を読み間違えた
ステップ3:ミスの傾向を意識した学習
自分がしやすいミスが明確になったら、普段の計算練習の際に、そのミスをしないように意識して取り組みます。
弱点に焦点を当てた学習を繰り返すことで、ケアレスミスの発生率は確実に下がっていきます。
例えば…
- 符号ミスが多い場合 → 計算の途中で常に符号を確認する癖をつける。
- 暗算ミスが多い場合 → 少しでも複雑な計算は必ず途中式を書く。
- 見間違いが多い場合 → 字を丁寧に書くことを意識して、見直しの際に読み間違いがないか確認する。
ケアレスミスを減らす勉強法

個別学習Roots.では、生徒さんのケアレスミスを撲滅する独自の勉強法を実践しています。
この方法を繰り返すことで、多くの生徒が計算ミスを減らし、数学の点数UPに繋げています。
その勉強の順番を紹介します。
① 計算問題の解法を把握する
まずは、それぞれの計算問題の解き方を丁寧に理解することから始めます。
当教室では、生徒さんが完全に理解するまで、徹底的に解説を行います。
生徒さんの不明点を解決しつつ、問題のパターンごとの解法の把握を進めます。
Point!
解法理解で重要なことは、
- 「なぜそのような解き方になるのか」という理屈を理解すること
- 最初は時間を気にせず正確に解くことを最優先すること
② タイトな時間でテストする
ある程度、解法が理解できるようになったら、テスト形式で問題演習を行います。
ここでポイントとなるが、
わざとタイトな時間を設定して、テスト形式で計算問題に取り組むことです。
あえてプレッシャーを掛けることで、計算過程で焦りが生じて、変なミスをしやすくなります。
つまり、ケアレスミスの洗い出しを行います。
Point!
ケアレスミスの洗い出しで重要なことは、
- 必ず計算過程は書いて残しておくこと
- 解法を思い出せない問題は飛ばしてどんどん手を動かすこと
③ ケアレスミスを集計・分析する
ケアレスミスの洗い出しで発生したミスの全ての確認を行い、ミスの内容を集計します。
個別学習Roots.では、
- 全39パターンのケアレスミスを集計できる分析シート
を使用して、ケアレスミスの集計を行います。
ケアレスミスを集計することで、その生徒さんがやってしまいがちなミスの傾向を明確にして、ご自身の弱点を理解することができます。
④ ケアレスミスを意識した計算練習
自分のケアレスミスの傾向を明確化したら、
次はそのミスをしないように意識を置きながら計算練習を実施します。
この「解く→ミスを分析する→ミスを意識する→再度解く」というサイクルを繰り返し行うことで、
生徒さんは自分のミスの傾向を深く理解し、自然と意識して計算できるようになります。
最初はミスが多くても、徐々にそのパターンを克服し、ケアレスミスは着実に減少していきます。
数学を得意科目にしよう!
数学の計算問題におけるケアレスミスは、決して「実力がない」ということではありません。
ほとんどの場合、ちょっとした意識や練習で改善できるものです。
このコラムで紹介したように、
- ケアレスミスが発生する理由を理解して、
- 自分のミスの傾向を明確化、
- 意識した勉強法を実践する
ことで、徐々にケアレスミスを減らして、中学数学の計算問題で高得点を取れるようになります。
当教室では、数学のケアレスミスに対しても丁寧な指導で克服をサポートしています。
「もっと詳しくケアレスミス対策について知りたい」「自分に合った勉強法を見つけたい」という方は、ぜひ一度お問い合わせください。
数学を得意科目にしていきましょう!
個別学習Roots.について

個別学習Roots.は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にある、個別指導&個別学習教室です。
全ての生徒さんと毎週お話しをしながら、学習計画を作成して、継続的な学習ができる習慣作りをサポートしております。
テスト対策や受験対策のご相談も承っています。
もし、「今の自分を変えたい」「もっと勉強に取り組みたい」とお考えならば、ぜひ一度体験授業にお越しください。
無料の個別教室説明会も随時承っていますので、お気軽にご相談ください。
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