今回の記事のテーマは、「内申点」です。

多くの学生がぶつかる壁の「内申点」ですが、今回の記事の前提として、「定期テストの点数」と同じくらい、あるはそれ以上に「授業態度」と「宿題提出」は重要である、ということを知っておいてください。

学校の先生は、皆さんが思っている以上に、授業中は皆さんのことを見ています。

今回は、内申点に繋がる「授業態度」と「宿題提出」について詳しく記載していこうと思います。

なぜ高校受験で内申点が重要なのか

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静岡県の公立高校受験において、一番最初の選考の基準となるものは、入試本番のテスト点数でもなく、面接の結果でもなく、中学校のときの内申点だからです。

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<引用:公立高校合格者選抜方法>

公立高校の受験の合否を判断する要素は、「9教科の評定合計」、「学力検査の5教科の得点合計」、「面接の結果」です。
「9教科の評定合計」とは、中学3年のときの成績表の全教科の合計点です。

つまり、上の画像は何を示しているかと言うと、「学力検査の5教科の得点合計」よりも「9教科の評定合計」を優先する、ということです。
「9教科の評定合計」が低く、定員から漏れてしまった場合、合格する確率は非常に小さくなります。
だから静岡県の公立高校受験では3年生のときの「内申点」が最も重要になります。

中学1・2年生の方も安心してはいけません。
なぜなら、内申点はいきなり上がったりすることはないからです。

例えば、数学の成績が「3」だったとしたら、どんなに頑張ってもいきなり「5」になることは本当に稀です。
一度「4」になってから、努力の継続を見て「5」になります。
もし内申点に「2」や「1」がある方は、まずは「3」にしておくことは非常に重要なことであると思います。

今すぐ、内申点を意識した生活をするように切り替えていきましょう。

「授業態度」と「宿題提出」の観点から、内申点の稼ぎ方を詳しく説明していきます。

学校の先生から評価される授業態度

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少し話はそれますが、この記事を見ている皆さんは、人の話を聞く時はどういった態度をとりますか?

人の話を聞く時は、しっかりと相手の目を見て、適度に相槌をいれたり、納得したことには頷いたりしませんか?
場面によっては、重要だと思うことはメモをとりますよね。
話を聞いていて理解ができなかったところは質問したり、相手が質問してきたら答えが分からなかったとしても、自分なりに何かしら考えて返答しますよね。

これは、一般的な人と人とのコミュニケーションの話ではあります。

しかし、この基本的な人とのコミュニケーションこそ、学校の授業態度向上にも通じるメソットなんです。

コツ1:授業中の姿勢を正す

皆さんは、授業中の姿勢を意識したことはありますか?
猫背になってしまっていませんか?
気持ちはわかります。
私も他人のことを言えるような姿勢ではありません。
しかし、姿勢を整えるだけで授業をしている先生からの印象は全く別のものになります。
ましてや居眠りや授業に関係のないことをしているなんてのは論外です。

コツ2:先生が説明をしているときの自分の目線は先生

皆さんが人とお話をしていて、相手が自分の話を聞いているかどうかを目線で自然と判断していませんか。
自分が話をしているときに相手の方が自分の目を見ていたら、話を聞いてくれていると安心しませんか?

これは学校の先生も一緒です。
先生が授業中にお話しをしているなら、しっかりと目を見て話を聞きましょう。
それだけで、先生には「私はしっかりと話を聞いています」というメッセージが伝わります。

コツ3:適度にうなずいたり相槌を入れたりする

学校の先生が授業中に重要なところを説明したり、わかりやすく解説してくれたときは、適度に頷きましょう。
授業中にしゃべってはいけないので、相槌は先生に聞こえるか聞こえないかくらいの声でもいいと思います。

教卓の前からはクラス全体がくっきりと見渡すことができます。
勉強以外のことをやっていたり、居眠りをしているのも全てごまかすことはできていません。
そして、うなずいたり相槌を入れる生徒も目にしっかり入ります。
目線を先生に向けるのと同様に、先生に「私は先生の話を理解できました」というメッセージを送りましょう。

コツ4:ノートをしっかり書く

授業内容をノートにメモをすることは、言うまでもなく重要です。
先ほど述べたように、教卓からは全て見渡せます。
ノートをしっかりと取っている生徒も分かります。
自宅での復習のためにもノートはきちんと取りましょう。

また、先生の板書を写すだけでなく、先生が口頭で説明した重要なところや、ディスカッションの授業であれは他の生徒の意見など、積極的にメモをしておきましょう。
後々にノート提出があった場合は、その努力は評価に直結します。

コツ5:手を上げて発言する

皆さんは、友達とお話しをしていて、相手から質問されたらどうしますか?
質問の内容を問わずどんなにくだらないことでも、何かしら返答しようと努めると思います。
少なくとも無視はしませんよね。
それはなぜですか?
それは、無視してしまったら相手に申し訳ない、と言う気持ちがあるからではないでしょうか。

これも授業中の先生も同じことです。
先生が生徒に質問したら、積極的に手を上げてその質問に答えてあげましょう。
授業に参画する生徒は自然と評価も向上していきます。

コツ6:授業後に質問に行く

学校の先生に質問することを遠慮してしまう生徒は多いように感じます。
しかしながら、学校の先生は生徒からの勉強に関する質問はどんな簡単な内容であってもしっかりと対応してくれます。

では、授業以外の時間に質問してくる生徒に対して先生はどのような印象を持つとおもいますか?
それは、「この生徒頑張ってるな」です。
学校の先生は、努力している生徒を評価する傾向があります。
授業以外の部分でも積極的に学習と向き合う姿勢を先生に見せておくことは、授業態度の評価に繋がります。

このように、授業中やそれ以外の時間を使って、学校の先生にしっかりと勉強を頑張っているということを伝えておくことは、内申点を稼ぐと言う観点からも重要となります。
ぜひ実践してみてください。

学校の先生から評価される宿題提出

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「授業態度」の改善をしたら、今度は学校の宿題提出もしっかりと評価してもらえるようにしていきましょう。
そのコツを4つほどお伝えします。

コツ7:提出期限を守るのは絶対条件

宿題提出の期限を守ることができていない人は、今すぐに反省してください。
学校の宿題を指定された期限までに提出することは最低条件です。
提出期限を守らなくては、評価はガタ落ちです。

学校の先生から宿題が出された時は、まずその内容と提出期限をメモしましょう。
そして、少し余裕を持たせて宿題を終わらせてしまいましょう。
学校の友達と共有するのもいいかもしれません。

ノートに記載して提出する課題は、ノートのストックも少しでいいので用意しておきましょう。
宿題をやる気持ちがあってもノートがなくてはできません。

社会人になってから、期限を守るのは当然のこととされています。
学生だから守らなくてもいい、ということはありません。
提出した宿題に関しては、学校の先生はしっかりと評価してくれるので、期限を守って出しましょう。

コツ8:字は丁寧に書く

丁寧で綺麗な字は、勉強を頑張っているという印象を先生に与えます。
反対に、雑な字で書いてしまうと、「とりあえず終わらせたテキトーな宿題」と勘違いされてしまう可能性もあります。
字ははっきりと濃く丁寧に書きましょう。

コツ9:完璧に仕上げる

宿題に漏れがないか必ず確認しましょう。
学校のワークであれは、全ページの丸付けがされているか、間違えた問題については赤で正答をかいてあるかを確認しましょう。

個別学習Roots.では夏休みの宿題やテスト期間のワークの宿題では、講師が全てのページを見て、やり残しがないかを確認しています。
そのくらいしっかりと確認してから提出する意識を持ちましょう。

コツ10:実技4教科も主要5教科同様に行う

美術や音楽、体育、技術・家庭科の実技4教科でも宿題が出ることがあると思います。
主要5教科に比べて重要視されにくいですが、公立高校の受験では、実技4教科の内申点は主要5教科と同等に扱われています。
他の生徒が力を入れない分、内申点が上がりやすい教科でもあるので、主要5教科と同じようにしっかりと取り組むことが内申点UPに繋がります。

頑張ったことはしっかり評価してもらう

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ここまで読んでくださった方の中には、先生に気に入られることはなんか媚びを売っているようで嫌だと思うかもしれません。

しかしながら、大人や社会人にとって自分のことを評価する人からしっかりと評価してもらうように努める、とうのは当然のことです。

皆さんが頑張ってきたことは、先生たちにしっかり評価してもらいましょう。

先生たちも人間です、完璧でありません。
頑張っている生徒を見逃してしまうことも起こりうります。

そういったときに、評価から漏れないようにするために、日頃から内申点を意識した生活を学校では送ることを始めてみてはいかがでしょうか。

少し意識を変えただけで先生からの印象もガラッと変わるものです。

明日からの学校生活に取り入れてみてください。

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