こんにちは!
JR静岡駅徒歩3分の中学生専門教室の個別学習Roots.(ルーツ)です。
今回のコラムでは、11月末に行われる中学3年生が受ける「第2回静岡県学力調査テスト」について、過去問から分析した出題傾向とその対策について記載します。
このような方は必見です!
- 学力調査テストに向けてどのような勉強をしたらいいか分からない…
- 第1回の学調よりいい点を取りたい…
- 大規模テストに向けた勉強法を知りたい…
静岡県学力調査テストに向けた勉強で悩んでいる中学生はぜひ参考にしてください。
個別学習Roots.では、個別の勉強相談を随時承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
第2回静岡県学力調査テストについて
静岡県学力調査テストは、静岡県のすべての公立中学校で実施される学力調査テストです。
中学1・2年生は毎年1月、中学3年生は9月と11月に行われます。
中学3年生の静岡県学力調査テストは、
高校受験へ模擬試験という役割が強く、学力調査テストの結果は進路決定の大きな要因
となります。
すでに後期の成績が決まってしまったからといって勉強しない、ということは絶対にしてはいけません。
静岡県学力調査テストには、出題傾向があるので、それに沿った対策勉強をしましょう。
テスト実施日とテスト範囲
第2回学力調査テスト実施日:2024年11月28日(木)
第2回学力調査テストの範囲
- 「1年」 「2年」の学習内容
- 「3年」
大日本図書 p.6~135、p.164~209
啓林館 p.2~45、p.106~153、p.174~249
東京書籍 p.8~39、 p.47~191
理科のテスト構成と配点
中学3年生第2回静岡県学力調査テストの理科は、以下の大問1から大問5で構成されています。
中学校の理科は、以下の生物・物理・化学・地学の4つの分野に分けることができます。
静岡県学力調査テストでは、各分野から満遍なく出題されます。
⚫︎ 生物分野
1年:植物
2年:ヒトの体のつくり
3年:生命の連続性
⚫︎ 物理分野
1年:光・音・圧力
2年:電流
3年:仕事とエネルギー
⚫︎ 化学分野
1年:物質と状態変化
2年:原子・分子・化学変化
3年:イオン
⚫︎ 地学分野
1年:地震と火山
2年:天気
3年:天体(範囲外)
第2回学力調査テストの構成
大問1:小問集合
大問2 ~ 5:各単元から大問1つずつ出題される
また、大問2〜5で出題される分野は、大問1の小問集合で出なかった分野になります。
つまり、大問1の小問集合で生物分野の植物の問題が出題されていたら、大問2〜5で出題される生物分野の問題は必然的にヒトの体のつくりか生命の連続性のどちらかになります。
説明記述問題は減少傾向
理科と社会のテストで点数をUPさせるための重要になってくるのが、説明記述問題への対応です。
この問題で困ってしまう中学生は少なくないと思います。
しかしながら、中学3年生の第2回学習調査テストの理科では、グラフ作成を含む説明記述問題は年々減少傾向です。
令和元年から令和3年までは、下記のように毎年のように説明記述の問題数は増加していました。
令和3年では、17問も出題されていたのはびっくりです。
しかし、令和4度は10問と一気に減少しており、昨年度は8問でまで減少しています。
ちなみに、昨年度の計算問題は4問5点分の出題でした。
理科の説明記述の問題数
- 令和元年度・・・11問
- 令和2年度・・・12問
- 令和3年度・・・17問
- 令和4年度・・・10問
- 令和5年度・・・8問
基礎知識問題が重要
説明記述問題の問題数が減少している反面、テスト全体の問題数は増加しています。
昨年度のテスト全体の問題数は46問と、単純計算で1分で1問解かなければならないペースになります。
理科のテスト全体の問題数
- 令和元年度・・・44問
- 令和2年度・・・40問
- 令和3年度・・・41問
- 令和4年度・・・41問
- 令和5年度・・・46問
これらのことから、説明記述問題が減少して、基本的な知識や記号で答える問題が増加していることが読み取れます。
学校の教科書やワークに掲載されている基礎知識をどのくらい積み上げることができるか、日々の学習への取り組みが理科の点数UPに繋がると考えられます。
計算問題は基本公式を押さえておく
学習調査テストの理科では、計算問題も必ず出題されます。
電流の単元のオームの法則や電力、地震の単元の地震の速度さ、化学変化の単元の質量など基本的な公式は練習しておきましょう。
公式を知っているだけで正解できる問題も少なくないです。
計算問題を毛嫌いせずに、しっかりと対策をしておくことが点数の底上げにつながります。
配点
第2回の静岡県学力調査テストの配点の予想は下記の通りです。
あくまで目安ですが、どの問題で何点を取るか、といったテスト対策に活かして頂けたらと思います。
第2回学力調査テストの配点予想
大問1〜5: 配点10点
学力調査テストの理科では、各設問が10点前後に配点されています。
学調対策の勉強について
学力調査テスト対策学習について、やるべき勉強を紹介します。
10月の過ごし方が重要
まず注意すべきことは、学力調査テストの実施日です。
学力調査テストは11月末に実施されますが、多くの静岡県の中学校は11月中旬に後期中間テストも開催されます。
後期中間テストは、後期の内申点が決まる受験生にとって非常に重要なテストです。
つまり、11月は、
重要なテストが2つ実施される忙しい月
になるということです。
したがって、学力調査テストと後期中間テストの2つのテスト対策を計画的に並行して進めていく必要があります。
学力調査テスト対策は、遅くとも10月中旬には開始しましょう。
後期中間テストについても、テスト期間に効率的な学習をするために、学校の授業復習は常に行っておきましょう。
市販の対策テキストを使った勉強
静岡県学力調査テストは、市販の対策テキストや模擬試験が書店やオンラインショップで販売されています。
この学調対策問題集は、過去の学調の5教科の出題傾向を分析して、短期間で効率よく対策できるように構成されています。
対策学習の導入は、この問題集を使った基本知識や学習内容の確認を行いましょう。
まずは、この問題集を最低でも3周復習しましょう。
学調対策の基本部分になるので、この問題集にでる問題は完璧にできるようにすることを意識して取り組みましょう。
過去問を使った演習
大規模テストの対策では、過去問を使った演習は基本になります。
学調対策問題集で基本的な知識を補ったら、過去問を解きまくりましょう。
理想は、過去5年分を3周以上です。
過去問を行うことで、以下のようなメリットが得られます。
過去問演習のメリット
- 学調本番と同じ形式の問題で練習することができる
- 出題パターンを体感できる
- 時間配分について検討できる
- 入試問題と同じプロセスを踏むことで受験対策にも繋がる
過去問で出題された問題で、間違えてしまったものや解き方がわからなかったものは、必ず原因を見つけて、対策しておきましょう。
全く同じ問題が出題されないからと言って、間違えた問題をそのままにするのは言語道断です。
大規模テスト対策は、過去問演習と過去問演習で間違えた問題の補習の繰り返しが基本になります。
また、学調の過去問を解くことで、学校の先生が作っている問題への慣れから脱却できます。
加えて、昨年と出題パターンが大きく変更されることは稀なので、問題のパターンを把握して、時間配分の練習をすることができます。
学校によっては過去問を配ってたり、塾に通っている人は、その塾が過去問を持っていたりします。
過去問を持っていない人は、周りの人に相談して、できるだけ集めるようにしましょう。
模擬試験を受験する
静岡県では、学力調査テスト対策の模擬試験が各地で実施されています。
こちらに参加して、本番形式のテストを経験しておくことも重要です。
緊張感を持ったテストでは、自分の実力が顕著に反映さ入れます。
できると思っていた問題でミスをしたり、対策学習が不十分な問題などご自身の勉強の進捗度合いをより正確に把握することができます。
模擬試験の結果を参考に、勉強方針を修正しながら、効率的な学習に繋げていきましょう。
当教室では、9月28日(土)と11月2日(土)に第2回学力調査テスト対策の模擬試験を開催します。
もしよければ参加してみてください。
どんな生徒が通っているの?
個別学習Roots.では、上記の学力調査テスト対策を実践して結果に繋げています。
◉ 中学3年生 女の子
静岡東高校を志望している生徒さん、5教科合計200点を目標に対策テキストや過去問、模擬試験の結果に沿った学習を実践しました。
学調本番では緊張したとのことでしたが、しっかりと勉強してきたことを結果に繋げることができて、5教科合計202点を取ることができました。
そして、志望校に見事合格することができました!
◉ 中学3年生 女の子
理科には苦手意識のある生徒さん、それを克服するために模擬試験を教室で受験しました。
模擬試験では、日々の学習の成果が発揮されて、偏差値5.9pt上昇して、偏差値68.7まで伸びました。
第2回学力調査テストでも理科の点数が改善、合計点のUPに繋がりました。
個別学習Roots.について
個別学習Roots.は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にある、個別指導&個別学習教室です。
全ての生徒さんと毎週お話しをしながら、個別の学習計画を作成して、継続的な学習ができる習慣作りのサポートをしています。
もし、今の自分を変えたい、もっと勉強に取り組みたいとお考えならば、ぜひ体験授業にお越しください。
生徒が落ち着いて勉強に集中しやすい環境を目指した教室は、シックで静かな雰囲気であるのも特徴です。
無料の個別教室説明会も随時承っていますので、お気軽にご相談ください。
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