こんにちは!
JR静岡駅徒歩3分の中学生専門教室の個別学習Roots.(ルーツ)です。
今回のコラムでは、11月末に行われる中学3年生が受ける「第2回静岡県学力調査テスト」について、過去問から分析した出題傾向とその対策について記載します。
このような方は必見です!
- 学力調査テストに向けてどのような勉強をしたらいいか分からない…
- 第1回の学調よりいい点を取りたい…
- 大規模テストに向けた勉強法を知りたい…
静岡県学力調査テストに向けた勉強で悩んでいる中学生はぜひ参考にしてください。
個別学習Roots.では、個別の勉強相談を随時承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
第2回静岡県学力調査テストについて
静岡県学力調査テストは、静岡県のすべての公立中学校で実施される学力調査テストです。
中学1・2年生は毎年1月、中学3年生は9月と11月に行われます。
中学3年生の静岡県学力調査テストは、
高校受験へ模擬試験という役割が強く、学力調査テストの結果は進路決定の大きな要因
となります。
すでに後期の成績が決まってしまったからといって勉強しない、ということは絶対にしてはいけません。
静岡県学力調査テストには、出題傾向があるので、それに沿った対策勉強をしましょう。
テスト実施日とテスト範囲
第2回学力調査テスト実施日:2024年11月28日(木)
第2回学力調査テストの範囲
- 「地理」 「歴史」 の学習内容
- 「公民」
東京書籍 p.109 まで
教育出版 p.113 まで
帝国書院 p.92 まで
社会のテスト構成と配点
中学3年生第2回静岡県学力調査テストの社会は、2つまたは3つの大問で構成されています。
中学校の社会は、大まかに地理、歴史、公民3つの分野に分けることができます。
静岡県学力調査テストでは、下記の2つのパターンで出題されることが多いです。
第2回学力調査テストの構成
◉ パターン1
大問1:世界地理
大問2:日本地理と公民
大問3:歴史
◉ パターン2
大問1:世界地理と日本地理と公民
大問2:歴史
地理は、世界地理と日本地理の両方が出題されます。
また、地理の問題の後半に公民の内容も関連付けて出題されるパターンが多いです。
歴史は、各時代に起きた出来事が年表にまとめられていて、その年表に沿った形で出題されます。
配点
第2回の静岡県学力調査テストの配点の予想は下記の通りです。
世界地理・日本地理・公民の問題と歴史の問題で25点ずつ毎年出題されています。
あくまで目安ですが、どの問題で何点を取るか、といったテスト対策に活かして頂けたらと思います。
第2回学力調査テストの配点予想
世界地理・日本地理・公民:25点
歴史:25点
基礎知識の復習が重要
下記は、去年の中学3年生が受けた第2回学力調査テストの問題パターン別の配点です。
社会の問題パターン別の配点
- 用語や語句を答える知識問題:17点
- 記号選択の知識問題:5点
- 説明記述問題:23点
- 時差計算:2点
- グラフ作成:1点
- 地図の縮尺計算:1点
- 年代並べ替え問題:1点
上記からも読み取れるように、学調の社会では半分近くの配点が説明記述問題となっています。
一見、説明記述問題の対策が優先と思われがちですが、説明記述問題を解くには基礎知識が前提です。
したがって、まず最初に行うべき学習は、学校の教科書やワークに沿った基礎知識の復習です。
知識問題も語句や用語を記入するものと記号選択の問題を合わせると説明記述問題と同じくらい出題されています。
また、前提となる基礎知識がない中で説明記述対策を行っても効果は薄いです。
したがって、学校の教科書やワークに沿った学習が重要であり、復習が足りていない単元がないかに気を配りながら対策をしておきましょう。
説明記述問題 = 資料読み取り問題
学調の説明記述問題の大半は、資料から読み取る問題です。
問題に添付されている図や表、グラフから読み取れることを問題の意図に沿って記述する問題です。
去年の説明記述問題の配点の23点のうち、20点が資料読み取り問題でした。
そして、資料を読み取るには前述したように、前提となる知識があることで正解率は向上します。
学校の教科書やワークに掲載されている問題や資料に目を通して、それぞれが何を示しているかを確認しましょう。
説明記述問題対策の勉強については、他の記事で解説しているので、そちらをご参考ください。
時差計算・グラフ作成・縮尺計算を押さえておく
学習調査テストの社会では、計算問題やグラフを作成する問題も出されます。
基本的な計算方法や概念を押さえておくことで、点数に繋がりやすい問題です。
しっかりと練習する時間を確保しておきましょう。
去年の問題では、グラフ作成でひっかけに近く、見落としやすい意地悪な問題が出題されていました。
今年はそういうことはないと思いますが、問題文は落ち着いて読みましょう。
また、年代の並べ替え問題は、記号を並べ替えて回答する問題で、例年出題されています。
しかしながら、配点が低い反面、時代の出来事の流れを丁寧に理解しておかないと正解できないような難易度の高い問題です。
対策学習の優先度としては低くてよいと思います。
他の問題で点数を確保することをお勧めします。
学調対策の勉強について
学力調査テスト対策学習について、やるべき勉強を紹介します。
10月の過ごし方が重要
まず注意すべきことは、学力調査テストの実施日です。
学力調査テストは11月末に実施されますが、多くの静岡県の中学校は11月中旬に後期中間テストも開催されます。
後期中間テストは、後期の内申点が決まる受験生にとって非常に重要なテストです。
つまり、11月は、
重要なテストが2つ実施される忙しい月
になるということです。
したがって、学力調査テストと後期中間テストの2つのテスト対策を計画的に並行して進めていく必要があります。
学力調査テスト対策は、遅くとも10月中旬には開始しましょう。
後期中間テストについても、テスト期間に効率的な学習をするために、学校の授業復習は常に行っておきましょう。
市販の対策テキストを使った勉強
静岡県学力調査テストは、市販の対策テキストや模擬試験が書店やオンラインショップで販売されています。
この学調対策問題集は、過去の学調の5教科の出題傾向を分析して、短期間で効率よく対策できるように構成されています。
対策学習の導入は、この問題集を使った基本知識や学習内容の確認を行いましょう。
まずは、この問題集を最低でも3周復習しましょう。
学調対策の基本部分になるので、この問題集にでる問題は完璧にできるようにすることを意識して取り組みましょう。
過去問を使った演習
大規模テストの対策では、過去問を使った演習は基本になります。
学調対策問題集で基本的な知識を補ったら、過去問を解きまくりましょう。
理想は、過去5年分を3周以上です。
過去問を行うことで、以下のようなメリットが得られます。
過去問演習のメリット
- 学調本番と同じ形式の問題で練習することができる
- 出題パターンを体感できる
- 時間配分について検討できる
- 入試問題と同じプロセスを踏むことで受験対策にも繋がる
過去問で出題された問題で、間違えてしまったものや解き方がわからなかったものは、必ず原因を見つけて、対策しておきましょう。
全く同じ問題が出題されないからと言って、間違えた問題をそのままにするのは言語道断です。
大規模テスト対策は、過去問演習と過去問演習で間違えた問題の補習の繰り返しが基本になります。
また、学調の過去問を解くことで、学校の先生が作っている問題への慣れから脱却できます。
加えて、昨年と出題パターンが大きく変更されることは稀なので、問題のパターンを把握して、時間配分の練習をすることができます。
学校によっては過去問を配ってたり、塾に通っている人は、その塾が過去問を持っていたりします。
過去問を持っていない人は、周りの人に相談して、できるだけ集めるようにしましょう。
模擬試験を受験する
静岡県では、学力調査テスト対策の模擬試験が各地で実施されています。
こちらに参加して、本番形式のテストを経験しておくことも重要です。
緊張感を持ったテストでは、自分の実力が顕著に反映さ入れます。
できると思っていた問題でミスをしたり、対策学習が不十分な問題などご自身の勉強の進捗度合いをより正確に把握することができます。
模擬試験の結果を参考に、勉強方針を修正しながら、効率的な学習に繋げていきましょう。
当教室では、9月28日(土)と11月2日(土)に第2回学力調査テスト対策の模擬試験を開催します。
もしよければ参加してみてください。
どんな生徒が通っているの?
個別学習Roots.では、上記の学力調査テスト対策を実践して結果に繋げています。
◉ 中学3年生 女の子
静岡東高校を志望している生徒さん、5教科合計200点を目標に対策テキストや過去問、模擬試験の結果に沿った学習を実践しました。
学調本番では緊張したとのことでしたが、しっかりと勉強してきたことを結果に繋げることができて、5教科合計202点を取ることができました。
そして、志望校に見事合格することができました!
◉ 中学3年生 女の子
第1回の学調では31点だった生徒さんでした。
第2回では、40点を目標として、学調対策問題集や過去問演習、模擬試験の受験とテスト見直しを繰り返しました。
第1回学調から10点UPの42点(50点満点)と、見事目標をクリアしました!
個別学習Roots.について
個別学習Roots.は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にある、個別指導&個別学習教室です。
全ての生徒さんと毎週お話しをしながら、個別の学習計画を作成して、継続的な学習ができる習慣作りのサポートをしています。
もし、今の自分を変えたい、もっと勉強に取り組みたいとお考えならば、ぜひ体験授業にお越しください。
生徒が落ち着いて勉強に集中しやすい環境を目指した教室は、シックで静かな雰囲気であるのも特徴です。
無料の個別教室説明会も随時承っていますので、お気軽にご相談ください。
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