こんにちは!
JR静岡駅徒歩3分の中学生専門教室の個別学習Roots.(ルーツ)です。
3月になり、卒業と進学、新入学と時期になりました。
中学2年生だった方は、いよいよ受験生となります。
人生で初めての受験!という方も多くいらっしゃると思います。
今回はそういった方に向けて、静岡県の公立高校の受験システムとそれを踏まえた中学3年生の学習について記載します。
受験直前になってから焦らないためにも、今何をすべきかをしっかりと把握して、不安なく受験を迎えることができるよう頑張っていきましょう。
このような方は必見です!
- 今年から受験生になった新中学3年生
- 受験勉強で何をすればいいか分かっていない…
- 今から学習塾に通おうか迷っている
また、個別学習Roots.では、個別の勉強相談を随時承っております。
ご興味のある方は、お気軽にお問い合わせください。
静岡県の公立高校受験システム
静岡県の公立高校の選抜試験では、下記の3つの点数や内容で評価されて、合否が決まります。
静岡県公立高校選抜試験の評価基準
- 調査書
- 公立高校入学試験の学力試験
- 公立高校入学試験の面接試験
調査書とは
まずは、調査書について解説します。
調査書とは、
中学3年生のときの担任の先生が作成する
高校に送られる生徒個別の選考資料
です。
調査書には、その生徒の内申点や校内外での活動実績、中学校生活での評価などが記載されています。
ちなみに、新体力テストの結果も記載されます。
内申点は、
9教科(国・数・英・理・社・音・美・保体・技家)の5段階成績の合計点
のことで、
45点満点で評価
されます。
主要5教科だけでなく、実技5教科の成績も重要になってきます。
ちなみに、記載される成績は、中学3年生のときのもののみとなります。
調査書の様式は、ウェブ上で確認できるので、どのようなことが判断材料となるか確認してみてください。
参考:調査書の様式
選抜方法について
上記の通り、静岡県の公立高校では、調査書と入試の筆記と面談試験の結果で合否が決まります。
それでは、その3つのうち、どれが一番重要になってくると思いますか?
本番の学力試験と思う方が多いかと思います。
しかしながら、
一番重要なのは「調査書」、つまり内申点
です。
静岡県の公立高校の選抜試験の合否評価の流れは、下記の通りです。
静岡県公立高校選抜試験の合否評価のプロセス
- 内申点の高い順に順位がつけられて、定員枠に入った受験者が次の選抜の対象となる。
- 上記の対象者の中から、学力検査の得点の上位者、定員枠の75%までが第一段階での合格者となる。
- 第一段階の合格者を除く全ての受験者の中から、調査書の学習の記録以外の記載事項と面接の結果によって、定員枠の10%が第二段階の合格者となる。
- 第一段階、第二段階の合格者を除く全ての受験者の中から、総合的に判断して、定員枠の残り15%が第三段階の合格者となる。
つまり、
内申点の合計が低いと、
学力試験の結果に関わらず、
第一段階での評価対象とすらならない
ということです。
静岡県公立高校入試の落とし穴
上記の通り、静岡県の公立高校に合格するために最も比重が大きいものは、調査書、つまり内申点です。
これは、
中学3年生の9教科の成績の合計が低いと公立高校に合格できない
あるいは、
中学校の担任の先生が公立高校の受験をお勧めしなくなることに繋がる
ことを意味しています。
どんだけ受験勉強しても、受験すらできないことになってしまいます。
学校の成績は、学校の定期テストや小テスト、宿題や提出物、授業態度で評価されます。
中学3年生に求められている勉強は、
しっかりと3年生の内容の勉強をして
定期テストや小テストで点数を獲得して
宿題を完璧に提出して
学校の授業に積極的に参画すること
というごく当たり前のことです。
内申点の上げ方については、以前のコラムでまとめていますので、そちらをご参考ください。
参考:【内申点UP!】静岡市の中学生が成績を伸ばすための10個のコツ
春休み期間で行うべき学習
静岡県の公立高校選抜のシステムを理解した上で、新中学3年生はどのような勉強を行う必要があるでしょうか。
それは、
次の定期テストに向けた勉強を今すぐに開始すること
です。
春休み期間の勉強①:基本の復習
まずは、中学1・2年生で習った内容の基本をしっかりと復習しておきましょう。
国語は漢字、数学は基本計算、英語は英単語と英文法、理科と社会は知識問題はしっかりと押さえておく必要があります。
勉強はどの教科についても言えることですが、勉強は積み上げです。
3年生で習った新しい単元の内容をしっかりと理解するには、復習が必要です。
まずは、焦らずに今できる問題とそうでない問題を分別して、できない問題はできるようにしておくことから始めましょう。
春休み期間の勉強②:数学と英語の予習
また、新学年に向けて学校の授業予習を行うことも重要です。
予習を行うことで、学校の授業の理解度が向上して、自然と授業に参画することができるようにもなり、内申点に繋がります。
特に数学と英語は予習することをお勧めします。
数学は、新しい概念の平方根が出てくるので、その単元くらいまで予習できるとベストです。
英語は、学校の教科書の本文理解と英文法が重要になりますので、簡単な文法は押さえておくと授業が理解できるようになると思います。
春休み期間の勉強③:勉強習慣と勉強体力を付ける
学力というものは、1日2日で向上するものではありません。
毎日の積み上げが重要です。
中学3年生に進学することを見据えて、ご自宅で勉強する習慣がないのは非常に不利になります。
まずは、休みの期間を利用して勉強机の周りを片付けて、勉強と関係ないものは勉強机から離した場所に収納して、自宅学習ができる環境整備をしておきましょう。
また、受験生になるとどうしても長時間勉強が必要になる機会があります。
そういった時に、落ち着いて勉強ができない方は、受験生になってから苦労してしまうと思います。
勉強体力は鍛えれば付けることができます。
まずは、効率的な勉強を目指す上でも、長時間の量を目標とした勉強ができるようにご自身を鍛えておきましょう。
春休みの期間で、しっかりと目標を定めて、それに向かった学習を継続的に毎日行う習慣を付けて、予習と復習を行なっておきましょう。
受験生になったからといって、特別な勉強法を取り入れることはありません。
今まで以上に積み上げの勉強を意識的に行い、1年後の公立高校入試本番に向けて頑張っていきましょう。
春期講習の受講生募集中
個別学習Roots.では、2024年度の春期講習の受講生を募集中です。
個別学習Roots.の春期講習では、新学年の予習や復習に加えて、英単語の覚え方講座も開講して、期間内に英単語100個の暗記を目指します。
ここで培った勉強法や勉強体力は、きっと高校入試にも活かすことができると思います。
気になった方は、お気軽にお問い合わせください。
個別学習Roots.について
個別学習Roots.は、JR静岡駅の南口から徒歩3分の場所にある、個別指導&個別学習教室です。
全ての生徒さんと毎週お話しをしながら、個別の学習計画を作成して、継続的な学習ができる習慣作りのサポートをしています。
もし、今の自分を変えたい、もっと勉強に取り組みたいとお考えならば、ぜひ体験授業にお越しください。
生徒が落ち着いて勉強に集中しやすい環境を目指した教室は、シックで静かな雰囲気であるのも特徴です。
無料の個別教室説明会も随時承っていますので、お気軽にご相談ください。
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