今回の記事では、どんな学生でも一度は気にしたことがあると思います「効率的な勉強方法」についてのお話しです。

特に、これから受験生になる中学1・2年生の方には、ぜひ読んで実践して頂きたいと思っています。

効率的な勉強を始めるために考えるべきことを投稿したいと思いますので、ぜひ最後までお付き合いください。

勉強時間を目標にしない

1日の勉強を始めるときに、「今日は2時間勉強するぞ！」と勉強時間を目標にしていませんか？
実は、それでは効率的に勉強できません。

それは、勉強の途中で段々と気が緩んできてしまうからです。

例えば、勉強目標を 2時間として勉強したとします。
その勉強時間のうち、30分ぼーとしていたら、2時間机に座っていたとしても、勉強時間は1時間30分ですよね 。

机に座っていた時間と実際に勉強していた時間には、意外とギャップがあり、勉強時間は目標を決める基準としてはそぐわないです。

「長期目標」に沿った「短期目標」を決める

経営学の基本的な考え方に「戦略と戦術」というものがあります。

戦略は、自分の大きな目標を決めて、それを実現するために何をすべきかを考えることです。
戦術は、その大きな目標を達成するために今何をすべきかを考えることです。
戦略は「長期目標」で戦術は「短期目標」と捉えることもできます。

この経営学の基本知識の「戦略と戦術」という考え方は、勉強は受験でも同じです。

長期目標である戦術を「〇〇高校合格！」としたとき、ではその目標を達成するため必要な勉強を逆算して、今日何の勉強をすべきかといった短期目標を考えて、日々積み重ねていくことが重要です。

日々の目標は、下記のように「どの教科のどの単元をどうしたいのか」まで具体的に考えて計画しましょう。

  • 数学の解の公式を使った計算をできるようにする
  • 英単語を200個練習する
  • 国語の前回の定期テストの見直しをして、次にどのような勉強をすべきかをリストアップする
  • 入試問題の過去問に載っているこの問題をできるようにする

そして、立てた目標に向かって集中力を全部投入して勉強しましょう。
結果的に、2時間掛かったとしたら、これが勉強時間です。

勉強する時間を計画するのではなく、勉強すべき内容を計画して、それに管時間掛かったかを後から確認することが、効率的な勉強を行う第一歩となります。

暗記は逆に目標時間を区切って一気にやる

漢字練習や英単語練習などといった暗記の学習をするときは、反対に時間を区切って行いましょう。

漢字や英単語の練習をする場合、ノートに書く練習をしたり、単語帳などを見返して覚えていく方が多いかと思います。

漢字や英単語をノートに書く、といった単純な作業は緊張感を持って続けることが難しく、集中力を継続して勉強することは大変です。

そこで、漢字や英単語の暗記する目標の個数を決めたら、同時に何分間で練習するかも検討しましょう。

例えば、「30分で英単語200個の暗記練習をする！」といった感じです。

目標時間を考えるコツは、少し短めに設定することです。
暗記は長時間だらだらやっても効率は上がらないので、短期間で一気に練習して、覚えきれなかったら次に日の勉強に回すくらいの意識で継続的に行うことが効率的です。

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